- 上級会員にできること -
JGCに入ったらどんなことができる…?


前項で修行のやり方を書きましたが、ではJALグローバルクラブに入るといったい何の恩恵があるのでしょうか。

JALマイレージバンク - JALグローバルクラブ
https://www.jal.co.jp/jalmile/jgc/

公式サイトにはもちろん特典が明記されていますが、いまひとつ取っつきにくい部分が…


しーずざでい - JGC修行
https://www.seize-one-world.com/entry/category/jgc%e4%bf%ae%e8%a1%8c

しーずざでい - JGC修行をして3年の感想。JALグローバルクラブの特典・メリットまとめ。
https://www.seize-one-world.com/entry/jgc

とりあえずバンクーバー。 - JGC修行の必要性。JGC会員になって気づいたメリット・デメリット。
https://nomad-english.com/archives/31292


これらのブログも参考にした上で、JALグローバルクラブの特典を列挙してみましょう。
JGCプレミアという最上級ステータスもありますが、
特記のない限りは通常の
「JALグローバルクラブ」について記しています


● 初回搭乗ボーナスマイル(国内/国際)
初回搭乗で3,000マイル

JGC=JALカード所有者ですから、JALカードのボーナスと合わせて5,000マイルの加算です。
座席アップグレードの足しに使えます。

● 搭乗ごとのボーナスマイル(国内/国際)
JALグループ、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空
の利用時に、通常のマイルに加えて35%のボーナスマイルが支給されます。

● 優先キャンセル待ち(国内/国際)
JMB非会員やヒラのJMB会員よりも優先的にキャンセル待ちが受けられます。
ワンワールドサファイア扱いとなるため、ワンワールドに所属する航空会社(文末に記載)でも同様に優先度が上がります。

● 前方座席指定(国内/国際)
期限はあるものの、乗降に便利な機内前方の座席を指定することができます。
座席指定のできない国際線の格安運賃では対象外ですが。
また機材によっては重量バランスの関係で好きな席が選べないパターンもあります。


<前の方の座席はすぐに降りられるので楽ちん。すぐトイレに行ける>

● チェックインサービス(国内/国際)
国内線ならJGCカウンター(設置は一部の大きな空港のみ)
で、
国際線の場合はJGCカウンタービジネスクラスのチェックインカウンター
が利用できます。
ワンワールドの他社を利用する場合は、ワンワールドサファイアの表示があるカウンターを使用できます。
ほとんどの場合はサファイアビジネスクラスのカウンターです。
特に国際線のエコノミークラスのカウンターは列が長くなるため、パパッとチェックインを済ませて荷物を預けられるのは大きな負担軽減になります。

● JALグローバルクラブエントランス(国内)
● ファストセキュリティレーン(国際、成田・羽田のみ)
上級会員専用の保安検査場
です。
国内線用は一部の空港のみ、国際線は成田と羽田のみに設置されています。
特にファストセキュリティレーンはJAL便利用の場合に限るようです。

● 優先搭乗(国内/国際)
JAL、ワンワールド各社ともに、ヒラの人たちより早く機内に入ることができます。
国内線は後方座席の乗客より先に、国際線ではビジネスクラスと同時に機内に入れます。


<搭乗口には座席と搭乗可能なJALとワンワールドのステータスが表示されている>

● 受託手荷物無料許容量の優待(国内/国際)
JALグループ利用時は国内線で通常+20kg
国際線で通常の荷物に加えて32kg以内の荷物を1個増やしても追加料金が取られません。
ワンワールド所属の他社を利用する場合は航空会社によって基準が異なりますので、ご利用前に確認をお忘れなく。

● プライオリティバッゲージサービス(国内/国際)
到着空港で一般の人より先に預けた荷物が出てくるシステム。
国内線でさえかなり早く出てくるように感じられますから、荷物が大きく、数も多くなりがちな国際線では大きな効力を発揮するものと思われます。

● ラウンジサービス(国内/国際)
JALグループ便の利用時国内線ではサクララウンジ
が利用できます。
JGC会員本人と同行者1名までは料金などはかかりません。
ラウンジはビールを含めたドリンク類とおつまみが提供される他、コンセントやWi-Fiを完備しているので出発前の準備を整えるには最適です。

国際線ではJALを含めワンワールド各社の便を利用する場合サクララウンジを含めた各社のビジネスクラスラウンジを利用することができます。
こちらも同行者1名まで入室可能
航空会社のプライドがかかっているのかスタイリッシュだったり贅を凝らしたり、国内線のラウンジとはかなりサービスや雰囲気が異なっているようです。
シャワーを備えるラウンジも多いようです。

以上がJALグローバルクラブに入会して得ることのできる特典です。


<国内線サクララウンジの入口。中に入ったらカウンターで利用資格の確認>

あさかぜが個人的に重要視するのは、

・優先搭乗できる
→乗るまでの行列に並ばなくて済む

・荷物が早く出てくる
→観光に向かうのも家に帰るのも行動が早くなる

・海外も含めラウンジが使える
→暇つぶしが快適になる

・上位クラスのチェックインカウンターが使える
→チェックインが大幅に短縮できる

というあたり。

長蛇の列を待つとか、キャイキャイした空間とか、根本的に苦手なあさかぜからすればそれが回避できるだけで御の字です。
静かなでラウンジで待てるなら、海外の長時間のトランジットもずいぶん楽になります。
異国情緒を味わうのも旅の醍醐味とはいいますが、飛行機を待つ時間ぐらいは落ち着いて過ごしたいものです。

そうしたこともあって、わざわざ「修行」に挑もうと思ったわけです。
年間1万円+税のクレジットカード会員料が高いか安いかは現時点では何ともいえませんが…
それでもラウンジはお金を積めば入れるというものでもありませんから、涼しい顔をしながらさりげなく入口を通るのは何となく優越感がありますよね。


前置きはこれぐらいにして、
いよいよJALグローバルクラブ入会へ向けて走り込んでいきましょう!


● ワンワールド(oneworld)加盟航空会社一覧

・アメリカン航空 American Airlines
 (アメリカ合衆国)
・ブリティッシュエアウェイズ British Airways (イギリス)
・キャセイパシフィック航空 Cathay Pacific (香港)
・フィンエアー Finnair (フィンランド)
・イベリア航空 Iberia (スペイン)
・日本航空 Japan Airlines (日本)
・ラタム航空 LATAM Airlines ※2020年4月いっぱいで脱退 (チリ)
・マレーシア航空 Malaysia Airlines (マレーシア)
・カンタス航空 Qantas Airways (オーストラリア)
・カタール航空 Qatar Airways (カタール)
・ロイヤル・ヨルダン航空 Royal Jordanian Airlines (ヨルダン)
・S7航空 S7 Airlines (ロシア)
・スリランカ航空 SriLankan Airlines (スリランカ)
・ロイヤル・エア・モロッコ Royal Air Maroc ※2020年加盟予定 (モロッコ)
・アラスカ航空 Alaska Airlines ※2021年加盟予定 (アメリカ合衆国)
・フィジー・エアウェイズ Fiji Airways ※oneworld connect (フィジー)

※2020年3月現在


<航空会社によってはoneworldの特別塗装も。当たればラッキーだけど、サービスは変わらない>


<<目次にもどる

inserted by FC2 system