- FOP修行7・7'回目 -
2019年8月16・20日


■ 1レグ
Tokyo Narita (NRT) → Singapore Changi (SIN) JL711(B777-200ER JA706J)
Economy Saver S (Economy) 2,844FOP



ずいぶん間を空けての成田空港です。いや成田空港周辺にはしばしば出没していますが、空港のターミナルに入るのはいつぞや後輩を迎えに来たとき以来でしょうか。
今回は修行も兼ねて、およそ半年ぶり2回目のシンガポール渡航です。



出国を前に搭乗機を確認してみましょう。シンガポールから到着した機材がそのまま折り返します
B777-200の航続距離延長モデル、B777-200ERの中距離国際線仕様です。機内はリニューアルされて「SKY SUITE 777」となっており、ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの3クラス制となっています。



ワンワールド・ルビーに相当するJMB クリスタルのステータスを手にしたので、堂々とビジネスクラスの搭乗列に並びます
国内線ではクリスタルの特典はほとんど無いようなものなので、国際線を使ってようやく恩恵を受けた感じ。とはいえラウンジへ入ることはできないので、やはりクリスタルは通過点に過ぎません。



最近の日本航空では、エコノミークラスの機内食でさえ一流のレストランの監修によるメニューが採用されています。
今回の機内食は崎楓真氏の監修による「ネギ塩鶏の三色丼」がメインです。このシェフは西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」のメニューも手掛けているそうで、鶏そぼろなどを使う普通の三色丼とはかなり違った雰囲気です。もちろん文句のつけようがなくおいしい…!

和風の機内食ゆえお味噌汁も欲しくなるところですが、ちゃんと用意がありました。至れり尽くせりですねぇ…



予定より30分以上早くシンガポール・チャンギ空港に到着。前回と同様に何も聞かれずそっけない入国審査を受け、あっさりとシンガポールに入国です。
地下鉄も路線バスも終了しているため、ホテルへは空港からのシャトルバスサービスを使います。夜遅くにシンガポールへ到着する方には便利な手段なので、覚えておいて損はありません。

公式ウェブサイト…
Ground Transport Cincierge | Singapore Changi Airport
https://www.changiairport.com/en/airport-guide/facilities-and-services/ground-transport-concierge.html


参考になるブログ…
AYANA DIARY - シンガポールチャンギ空港のシャトルバスを使う!深夜着の交通手段。
https://ayana-diary.com/changi-shuttle-bus-bali/


700円ちょっとでホテルの玄関先まで連れて行ってもらえるのですからありがたいものです。
予約もできますが、飛行機の到着時間が前後するとちょっとややこしそう。そもそも15~20分も待てば次の送迎バスがやってくるので、予約の必要性はさしてないように思えます
ホテルへチェックインし、午前2時頃に就寝。


17~20日の旅行記・撮影記は本館「空あり」に掲載します。


■ 2レグ
Singapore Changi (SIN) → Tokyo Haneda (HND) JL038 (777-200ER JA706J)
Economy Saver S (Economy) 2,844FOP



入国審査もあっさりなら出国審査もあっさりなシンガポール。あまり国を出たという実感がわかないまま、広々とした空港のコンコースに放り出されます
買うものもないし、出発の時間が近づくまで隅の方にあるイスで座って待つのみ…

23時を過ぎて「はっ、出発前にタイガービールでも飲んでおくんだった!」と慌ててターミナル内のセブンイレブンに走りますが、空港も市中と同じく23時を過ぎたら酒類の販売は停止されてしまいます。あと20分早く気づいていれば…!



出発45分前ぐらいになると搭乗口手前の待合室がようやく開放されます。
チャンギ空港では、最新のT4を除いて搭乗ゲートの手前で保安検査をします。そのため出発時間が近づかないと待合室が開放されないのです。
ちなみに保安検査の順番も上級クラスの利用者やステータス所持者が優先されます。まぁこればっかりは早く入ったところで中にトイレもないので、確実にイスに座って待てる程度しか利点はありません



展望デッキで眺めていたときにわかってはいたのですが、帰りの飛行機も往路と同じJA706J…今回の修行中も何度か同じ飛行機に乗っていますが、国際線でも同じ目にあうとは。
飛行機が違ったところで機内やサービスに差があるわけでもないので、普通の人には関係の無い話ですね。



往路と同じくビジネスクラスと同じタイミングで優先搭乗。定刻より少し早いぐらいで出発しました。
ビールを飲み損なったので機内サービスが回ってくるのを首を長くして待っていたのですが、

「オレンジジュースとリンゴジュース、どちらになさいますか?」

深夜時間帯なのでカートではなく、トレーを持ってのドリンクサービス。しかもソフトドリンクのみ…ちょっとお酒をくれとは言いがたい雰囲気です。



眠ったりIFEの動画を見たりの繰り返しをしていると、いつの間にか朝になっていました。朝食の配膳と同時にカートによるドリンクサービスが回ってきますが、時刻はまだ朝7時…別に飲んでもいいですが、このあと何か予定ができてしまったときに響いてしまいます。

というわけでリンゴジュースで我慢です。



定刻より早く羽田空港に帰着。
無機質で狭苦しい通路を延々と歩かされ、チャンギ空港に比べたら華やかさや利便性のかけらもありません
。これでオリンピックの玄関口として機能させようというのは正気かな、なんて思ったりもします。

成田であろうと羽田であろうとどのみち乗継空港にはなり得ず目的地にしかならないので、これでいいと言えばいいのかもしれませんけどね。そもそも羽田はこの程度のターミナルの規模で、いったいどうやってこれ以上の国際線をさばけると思っているのか甚だ疑問が残ります。

というわけでいつも通りリムジンバスで千葉市へ向けて帰宅。熱帯のシンガポールよりも日本の方が暑いってのはどうしたことか…


今回の獲得ポイント:5,768
JMBサファイアまで あと6,944


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