Airbus

エアバス A340-500/-600


 

A340-500A340-600

ボーイング777への対抗、またB747ジャンボジェットの置き換え用としての需要をもくろみ、開発された機体です。収容力を重視したモデルと航続距離を重視したモデル、2種類が計画され、前者が-600です。
ベースとなる-300の機体を合計9m延長。前側の方を長くしているため、かなり鼻先が長くなっているのが特徴的です。機体の長さは75mを越え、B777-300を越えて世界一長い旅客機になりました。

機体が長くなった分、主翼や垂直尾翼も強化され、幅と高さが少し大きくなっています。
客室の長さは60mにもなり、1クラスだけなら最大475席が設置できる収容力を持ちます。まさにジャンボの後継機を狙った大きさです。航続距離は13,890kmが確保され、その後おなじみの重量増加型が用意されてさらに伸びています。

…とジャンボキラーを目指した機材でしたが、やはり4発機のデメリットが目立ち受注は低迷。加えて自社の後継機A350XWBに注文を持って行かれ、2011年に受注を終了しました。

2018年までルフトハンザドイツ航空が羽田に飛ばしていましたが、後継機でA350-900が就航し、何らかの理由で機材変更がない限り見られなくなってしまいました。

全幅×全長×全高:63.45×75.36×17.22m
離陸重量:368,000kg
航続距離:14,450km
座席数:380席(3クラス)
初就航:2002年7月
製造機数:97機



 

A340-500

機体の長さはA340-300に比べて1.5mほどが延長されただけの-500。この機体の真髄は航続距離の長さにあり、16,000km以上を飛行することが出来ます。ほぼ地球のどこでも2地点間をノンストップで飛べる、という能力。

しかしこの機体の運命も他のA340と同様、4発機ゆえの苦境に立たされます。こちらも重量増加型の設定で航続距離を伸ばされたものの、経済性の高いB777シリーズに注文が集まってしまいます。
しかも2005年にはA340-500をしのぐ航続距離を持つモデルがB777に現れ、もはやA340-500に勝ち目はありません。2011年にすべてのA340の受注を停止し、残念ながら製造機数は34機で終わっています。

日本へはエティハド航空が定期便で乗り入れていましたが、2018年現在ではB787-9での運航となっており、定期便では見られなくなってしまいました。

全幅×全長×全高:63.45×67.93×17.28m
離陸重量:372,000kg
航続距離:16,670km
座席数:313席(3クラス)
初就航:2003年3月
製造機数:34機


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